タロ子の頭の中

音楽と仕事の雑記。

飲み会の幹事業は副業となり得るのか検証結果

どーも、人間嫌いなのに幹事をすることがあるタロ子です。

飲み会幹事って苦労ばっかでいいことないのになんでやる人がいるんだろう?と疑問に思ったので自分で実際にやってみて検証をしてみました

そもそも飲み会の幹事って誰でもできるの?

できます。人見知りでも大丈夫!口下手でも問題ない!

必要なのは

  • 人集め
  • お店の予約
  • 参加者の人数と名前(ニックネーム)の管理と受付

この3点だけだー!!!

究極「こんにちわ!参加費は3500円です!」しかしゃべれれば問題ありません。

なぜなら、乾杯が始まれば参加者が勝手に盛り上がってくれるから。

参加者が20人ー30人程度の場合の利益率モデル別

今回はお一人でも対応可能な参加者10ー30人程度の場合でご説明したいと思います。それ以上の参加者となった場合、お一人で対応するのはかなり難しく複数人で企画管理をすることをオススメします。

ケース1:コース料金3500円 男性4000円・女性3500円 男女比半々

一般的に飲み放題がついたコースは平均的に3500円です。この場合

男女の価格差は500円

参加者20人:利益5千円

参加者30人:利益1万円

ケース2:コース料理3500円 男性4500円・女性3500円 男女比半々

価格差を千円にすればケース1の二倍になるので

参加者20人:利益1万円

参加者30人;利益1万5千円

 

このように、男性と女性で価格差をつけた場合、男女比を約半々になるように調整すれば男性からの差額分を利益にすることが可能です

価格差をつけすぎた場合

価格差をつけすぎても許容されるのは「出会い」を目的とした会であること、その価格差の大きさに比例して「女子の容姿のレベルが高いこと」もしくは「男性側のスペックが高いこと」が要求されます。

どちらにせよこの人脈を作るには、「幹事が女性の場合ご自身の容姿レベルが高い」もしくは「社会的スペックが高い」ことが求められます。

悲しいかなこれが現実で、あらゆる個人主催のイベントの傾向を調べ流とそうなんだなと思いました。ご興味のある方はご自身で検索しまくってね!あえて紹介はしないよ!

必ず利益が出るわけではないドタキャンの罠

諸事情で参加でできなくなる場合はあるので、どんなに対策をとったとしてもドタキャン率を0にすることは不可能です。

お店には最低1日前には参加者を伝えるか、多少の人数の差異は交渉によって許容されるように調整する必要があります。

それらの事前対策を講じても不遇が重なれば赤字分はご自身でかぶる必要があります。価格差で利益を出したとしても常にイベント集客が成功するとは限らないため、お金はプールして赤字対策用に備えておく方がいいです。

いつ締めるかによりますがトータルで赤字になる可能性もあるため運営は楽じゃないと言えます。

リピーターが増える飲み会にするには

  • コンセプトが明確(一番大事)
  • 価格が高すぎない(高くても4000円以下)
  • お店の場所を固定しない(固定したとしても食事内容に変化をつける)
  • ネットワークビジネス・セクハラ等が発生しないよう事前に禁止告知・管理
  • できれば食事は美味しい方・量が少なすぎる等ないよう気をつけた方がいい
  • 店は騒がしくない方がいい

コンセプトが明確でない飲み会は盛り上がらない可能性があります。参加者同士で共通点がないと話が盛り上がりません。例えば「登山好きの会」「ワインを楽しむ会」など明確なコンセプトが必要です。

上記のことは当たり前のように思えるかもしれませんが意外と各種条件を突きあわせるとなかなか実現が難しかったりします。

この「できれば食事は美味しい方がいい」「店が騒がしくない方がいい」については事前調査が必要です。

で、結局儲かるの?出費は?

開催するお店を固定化するか、変えるかで調査費がかかる

さて前述した通り利益が5千円〜1万5千円程度であるとなるとここから調査費を出した場合、さらに利益が減ることになりますね。

調査費を出さないようにするにはお店を固定にしてしまう、むしろお店の方と懇意になってさらに割引を引き出せば利益率は高まりるが・・飽きられる可能性が。

お店の固定化は同じ店を好むようなタイプの参加者には好評ですが、女性は食事に関しては「色んなのを少しずつたくさん食べたい」思考の人が多く、お店を変えて変化をつけることで女性参加者率は高まる効果が期待されます。

毎回、新しいお店を開拓しなくても何店舗か抑えておけばローテーションで回していく術もあります。

新規参加者の開拓が鍵となる

毎回同じメンバーしか集まらないとそのイベントの参加率は落ちてしまいますので、毎回新しいメンバーが何割かは参加される状態が望ましいです。

Twitterなどでイベント募集をかければ興味を持ってくれた方が参加してくれるので、ここで新しいメンバーは確保可能です。

また、従来の参加者が新しい参加者を連れて来てくれる可能性がありますので、芋づる式に新しい参加者は確保が期待されます。

しかし

完全に新規参加者を毎回確保するにはだんだんと代謝が落ちてきますので、そうなると自ら別のインベントに参加して新たな人脈を作り自分のイベント側に勧誘をかけることになります。別イベントへの参加費が出費となるため

なんやかんやで、出した利益は交際費・調査費へ消える!

これが結論です。

得か損かは幹事の考え方次第

筆者の経験としてはお金だけに絞って考えると、労働力に対して利益が少なすぎるなと感じました。これなら正直仕事で残業して稼いだ方が効率的ですし、疲れません。

自然と手伝ってくれる参加者がいない初期の段階ではご自身がすべて管理して回らなければならないので、飲み会当日は非常に忙しいと思います。下手したら食べられません。私はそんな疲れるのは・・・嫌です・・・。

しかし、幹事である立場からして、イチ参加者であるよりも幹事の方が人脈は広がります。この人脈を生かして新たな可能性を見出したい!そんな方にとってはお金に変えがたい価値を得ることができます。

ここまできたらもうイベンターになれる例

さて先ほどまでは個人レベルでできる飲み会の幹事ができる術を身につければ、いわばこれば基礎力です。ここからどの方向に進みたいかにもよりますが、可能性は無限に広がります。

例えば、あなたがインスタグラムでそれなりのフォロー数を誇るフォトジェニックな写真を取れる方だったら・・・

2、30人規模の飲み会の幹事ができるならばその運営術を駆使してリア充感溢れる写真をバンバン取れちゃいます。SNSで口コミが拡散しブランディングに成功。

そのうち、勝手に新規参加者が増えるコミニティに成長する可能性も?!

思いがあなたを支える

人脈は使い方次第です。その過程で変な人に出会って嫌な目にあったり、誰かに嫌われてしまったり悲しい思いをする時もあるかもしれません。

でもあなたに目指す何かがある、もしくは

ただ純粋に幹事業務にやりがいを感じる・楽しい

そんな思いがあるのならば是非続けてください

多くの参加者は飲み会はやりたいけど自分で幹事するのは面倒臭い。そんな思いを抱えています。

そこであなたが幹事業をすることで、みなさん感謝してますよ!