タロ子の頭の中

音楽と仕事の雑記。

「透明な外国人たち」を見た。日本に食いつぶされるベトナム人。

www.fujitv.co.jp

技能研修生ビジネス

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祖国で大学まで出た学歴が高い(と思われる)人たちが

高い留学費用を払って(借金までして)日本に来て

やってることは単純作業。そして最低賃金

悲しい現実をおったドキュメンタリーである

その中でベトナム人研修生の話が出てきて

ベトナム人研修生は約2万人。そのうちの2千人が失踪してるらしい。

 

こちらが技術研修生の概要

JITCO - 外国人技能実習制度のあらまし

 

グローバルな大手企業ならそんなことないよ

IT系の大手企業にはサラッとフツーに外国籍の方がいて

その企業の規模や職能的に見ても多分この人かなりもらってるよね

って位置にいたりする。

ベトナムの経済レベルにもよるけど、多分日本で稼いだ金

ベトナムに持って帰ったらたらかなりなもんになるよね。と思う

 

食いつぶされる未来 日本人に。

私が接したことがあるベトナム人の性格の雰囲気は

明るく前向きでそして勤勉でした。

こちらの無理難題にも対応してくれる感じ。

 

でも、このドキュメンタリーに出てくるベトナム人は

なんだか・・・。堕落した日本の若者とそっくりでした。

 

彼らの堕落(じゃないかもしれないけど)はどこから来たんだろう

多分夢や希望を食いつぶすビジネスのあれと同じですよね。

Fランの奨学金問題。

 

どんなに努力しようとしまいと、頭のよくない人たちはいます

Fラン行って奨学金背負って社会に出て

いい企業には就職はできず、スズメの涙のような給与

奨学金って借金は返せない

 

未来は暗くなる。希望が消える。

なんのために働いてるのか、なんのために生きてるのか

社会の罠にはまったのは自己責任なのか

そんなことを考えてたらきっとわからなくなる。

 

私たちの豊かな生活は誰かの犠牲に成り立ってる

昔からそんなのことはわかってたけれど

100円ショップしかり

こんな便利な者が激安で手に入るのは誰かの犠牲の元になってるのだと私たちはみんな知ってる

 

でもそのかわいそうな彼らは目の前にいるのに

透明な外国人

私たちは彼らが見えてるのに彼らが見えない