タロ子の頭の中

音楽と仕事の雑記。

映画「WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ」から考える師弟関係

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そしてこのタイトル

青春と音楽を掛け合わせた期待できる作品!!

と思ってたけど・・・・

 

音楽の演出が好みではなく楽しいとは思えなかった
BGM無しシーンが結構多いのだが
そゆーの好きじゃねー。

 

一言で言えばエミネムの8マイルEDM番なんですけど
エミネムとの違いはなんかスピード感に欠けるんですよね

主人公とその才能を引き出す師匠とのやりとりが不思議関係性を醸し出してるんだけどもBGMがないのと、大げさに顔芸で見せるコメディでもないので抑揚がない。

 

これが師弟愛なのか

主人公は序盤にもちょいちょい師匠に粗相してて、

後半は絶縁レベルのやらかしをし
関係は修復不可能
しかし、ラストに主人公と師匠は和解?してる。

師匠は主人公の音楽的才能を信じてたからパーソナルとしてでなく、音楽のために和解したとも見れるけどこれは親子的な愛情なのかもしれない
主人公が言うように
師匠は昔はよかったけど今は観客に媚びていて才能が枯渇してることを
師匠自信はわかってて自分の才能を継ぐ者がほしかったかもしれない

ある程度成功しお金も女も困らない人生にもう一花喜びを見つけるなら…
そうゆうことだろうか

 

現実のDJたちも若い才能を見つけては弟子のように育ててるので
ビジネス的なカラクリがある可能性はあるけどね。

さて、EDM好きな私ですらDJってなにやってんの再生ボタン押してるだけっしょぐらいにしかおもってないところ
この映画はわかりやすく説明してくれててそこは親切で嬉しいポイント。

 

アメリカのドラック文化にドン引き

自分たちも若干ヤバイと自覚があるくせに詐欺まがいの仕事やヤクを捌いたり
刹那的な快楽を求めたり
しかしどこかで這い上がりたい
マトモ方法で自活したい、夢を叶えたい
そう願ってるのに
彼らの日常が退廃的すぎて共感できない
とゆうか日本人でここまで退廃的な日常送ってる人が身近にいないので

ピンともこないし
貧困層が日銭を稼ぐためにヤクを捌くのとはちがい、

彼らはやや中間層よりではないのか?
エミネムのエイトマイルですら工場で働くっつーマトモな方法で日銭を稼いでるのに。

どこのフェスだかわかんないけど主人公たちは

セキュリティをかいくぐってヤクを持ち込み捌いてるし
ヒロインは主人公にサラッとドラックを飲ませてから

秘めてたお互いの思いを爆発させてる。オイオイ。

 

ドラックに縁遠い世界に住んでると、かなりえっ?!としか思えない。


アメリカに留学経験のある人のブログを読んでるとどうやら学力や貧困であるかに関わらずドラックが非常に身近で
依存症にならない限り日常生活に問題がないようだ。成績等も落ちていない。

あのオバマですらマリファナとヘロインの経験を公言してるのでとにかくアメリカではふっつーのことなんだろ。

 

アメリカの中ではドラックをやるなとかではなくタバコや酒と同じようにコントロールする正しい知識を身につけてるみたい。

 

私は人生の中でクラブでも東京でもフェスでもドラックの売人に会ったことないのでマジで縁遠い。
だからアメリカ映画の中で出てくるドラックはドン引きの連続である。