タロ子の頭の中

音楽と仕事の雑記。

映画「マリリン7日間の恋」から考える天使と悪魔と妖精の伝説

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この話をゴシップ風に切り取ると
マリリンがただのクソ悪女になるんだけど
どこまでもマリリンそのものに
純真は魅力を描きだしてる
(とはいえ、リアルタイムでマリリンの良さを知らないので比較しようがないですが)

 

生れながらに天に愛された魅力を持つマリリンは自身の不安定な精神を
男性に愛されることによって保つ
悪くいえば恐ろしい妖怪のような人だ
その魅力にとりつかれた男性たちは


マリリンを救う地球最後の男になるべく奮闘するが、きっと7日くらいで気がつくのだ

 

あ、マリリンを救うの無理ゲー
てか、これ助け求めてねー


ってね。

 

その様子を
初恋の甘酸っぱい綺麗な思い出がごとく
描き出した映画である

現代ならこのような女性はただのメンヘラ扱いになるんですけど
あまりにも美しく、代え難い魅力を持つ彼女をそれに当てはめてしまったら陳腐になる

 

天使の顔してこの悪魔のような所業をなすのはなぜなのか
はたまた夢か幻か妖精か