タロ子の頭の中

音楽と仕事の雑記。

安愚楽牧場に投資しなかった思い出

金持ちになりたかったあの頃

寝てても金増えないかな…(∩´∀`∩) と考えてた時期に色々とパンフレットを取り寄せて読んでみたところ
どれもこれも、具体的な話が出ておらず
なんかフワッとしていた

でも、商品の説明なんて
どこの会社もだいたいフワフワしてるものだけど

安愚楽牧場の投資話のフワフワ度は
群を抜いていた

なんとやく嫌な予感がする

と、判断した私は投資はせず
そしてしばらくしたころに
安愚楽牧場は倒産

約7万3千人から約4200億円もの資金を集めた和牛オーナー制度が行き詰まり、平成23(2011)年8月に経営破綻した「安愚楽(あぐら)牧場」

引用元URL

安愚楽牧場は未曾有の被害を出したとして
ニュースを騒がしていた

それから、投資ほど恐ろしいものはない
との印象を受けて私は今までに一度も投資してない

投資よりも可能性の低い宝クジしかかってない

投資と仕事は似ている

人と雇ったり、業務のための
何かを買うのは投資と同じだ

例えば、高性能のPCを購入することで
作業効率があがって
残業が減るなら購入した時にはお金がかかるが
結果的に残業が減るなら得をしている

だけど、高いPCを買ったのにも関わらず
何も変わらなかったら
あるいは悪化したのならば
その投資は無駄ということになってしまう

投資を呼び込む力

これも仕事と同じで
プレゼンして話を通して予算を獲得する
これも投資だと思う
投資して良い成果が得られたという
サクセスストーリーは
どこかしこにも転がっているけれど
本当にそれが効果的だったのかは
甚だ疑問である

物事なんてどの視点出みるかで
成功か失敗かなんてまるで変わるのだから
ある切り口で成功しているならば
それは成功しているのだ

そうしてクチコミは新たな仕事を呼び込んで
あらたな仕事を受注する

わかりやすく売上で見せることの出来ない
ものごとは評価がしずらい

だから「倒産」などのあからさまな出来事がないかぎり、それを信じた人々は信じ続ける

老後資金2000万時代

政府から不安にさせられる一言がでて
ふと投資に目がいくんだけれども
やっぱり安愚楽牧場のことが思い出される

政府は備えて!とか言うけど
政府自体も年金資金を投資に回して
大失敗してんじゃん

どの口が国民に投資せよと…?

この安愚楽牧場の事件のように
あるいは普通に投資で失敗した人たちの救済は政府はどうするつもりなんだろうか
彼らは自己破産なりして生活保護でも受けるのか?

全ては詐欺になる

仕事だって、投資だって、政府だって
全部詐欺みたいなもんじゃないか

私の仕事ぶりだってある意味詐欺みたいだし
ほかの人たちだって、どのみち詐欺みたいな仕事ぶりをしている

しょっちゅう寝てる人や
タバコから30分は戻ってこない人や
何億も投資して何もなさなかったのに
その責任を問われることのない人たち

これらは全てホワイトリッチな会社にいて
見てきたことです

正しく頑張ったからとか
苦労してるから偉い訳でもないし
偉業を成し遂げてるのは
スポットライトを浴びてる人ではなく
その下請け会社の三次請けくらいの
薄給の人たちが成し遂げたのかもしれない

いや、そとんどはそうだと思う
仕事は上位レイヤーにいくほどに
詐欺師のような口ぶりで
無責任ヒーローであるほどに難曲をのりきれる

何億もの金をドブに捨てても顔の面が厚くいられるメンタリティ
引っ掻き回した挙句どこ吹く風
私には無いけど(・ε・` )

この安愚楽牧場の事件も
どこかで起きる投資の詐欺話も
無責任ヒーローになりきる それがあれば人は金持ちになれる

人に夢を見させられる力
それさえあれば世の中は無限大

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