タロ子の頭の中

音楽と仕事の雑記。

かかってこいよ-NakamuraEmi-

NakamuraEmiは30歳すぎにメジャーデビューしたアーティストで、それまで普通の企業で働いてきた社会人である。 女の人として働く人して生きていくこと 誰かと共生することの難しさとその希望を歌うアーティスト。

NakamuraEmiの「かかってこいよ」は ボクシングアニメの主題歌だが、ボクシングの歌ではなく周囲ではなく自分自身と戦う曲で匿名で投げつけられる悪意やハラスメントとの戦いを歌っている。

SNSの時代だから会ったこともないどこぞの知らんヤツから悪意のある言葉が飛んでくることがある。

それにどう対処してよいか悩んだことはないだろうか? また悩んでる人に、
どう伝えようか悩んだ経験はないか?

突然飛んでくるメッセージに

ところでお前は誰やねん( '-' )
とりあえずお名刺いただけます?

と言いたい。

殺意に満ちた勝手な言葉
会ったことなくても投げられる時代
「おまえのかーちゃんデーべソ」
ぐらい無責任な言葉
目を合わせて争う厄介な痛み
相手を傷つけた嫌な余韻
そんなのも知らず戦争も知らず
電波に乗っけて傷つけるだけ

匿名とは恐ろしいものよ。
おバカさんは分かってないようだが
インターネット上の悪意のある言葉は裁判を起こせば相手の個人情報を開示することもできるし、なんなら損害賠償を要求できる。

どんなときも自身の言動には責任が伴う
人を傷つけることに躊躇のない人は
その償いがいかほどのものか理解していないようだ。
やるなら自分も怪我する覚悟でやれよ。 知らなかったじゃ済まされねぇからな。

この世はいつのまにかハラスメント天国になってしまった セクハラ・パワハラ・マタハラ・スメハラ… もう何もかもがハラスメントハラスメントである。

筆者は職場でハラスメント教育を受けては
え?それもハラスメント?!と
ショックを受けたりしている
無知怖い。教育・啓蒙大事。 世の中は私の知らないことだらけだ。

私たちの本当の敵は誰なんだろ

匿名箱にしろ職場でのハラスメントとにしろ 全部相手の問題なんだろうか 自分に出来ることはなんだろう

匿名の人はブロックor通報すればよい 職場ならばコンプライアンス管理の所へ通報すればよい 知り合いならば縁を切ってしまえ

だけど

かかってこいよ 自分の弱さ
かかってこいよ 敵は全部自分
かかってこいよ でも誰かそばにいてほしい

世代の違い、立場の違い、価値観の違い

私たちは様々な互いのGAPを埋めるために 対話を重ねている 時々諦めたり、本気でぶつかったり、 もういっそのこと視界からオフしてしまったりして でも、信頼が積み重なって離れ難いものとなった時に 私たちは、その関係性を超えて愛情を紡いでいける

見えない敵と戦うよりも あなたを応援し寄り添ってくれる人の言葉の方をの大切にしてほしい
同時に 悪意を許して良いわけではないけれど
ほんの少しだけ、悪意の裏側にある人の弱さにも想像を働かせて欲しい

怒りや悪意の裏側にあるのは悲しさや、寂しさの塊で それをすくい上げる必要もないけれど
正しくあろうとする心が
いつか自分自身も縛って苦しくならないように

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